『一生お客に困らない常連システムの作り方』ダン・ケネディ&ショーン・バック

一生お客に困らない常連システムの作り方

「このままでは、潰れてしまう…」

もしあなたが、自営業や中小企業の社長なら
こういった不安や悩みのタネは
尽きないのではないでしょうか?

それもそのはず。
中小企業というのは
常に倒産のリスクとの戦いです。

値引きをしないと商品は売れないし、
そうすると頑張っても頑張っても
なかなか利益が出ない。

しかし一方で、同じように
中小規模のビジネスを展開しながらも
順調に売上を伸ばし、利益を独占している、

いわば「一人勝ち」の会社が
存在するのも事実です。

彼らはいったい
何をやっているのでしょうか?

もちろん、中小規模の会社が
大手の会社と同じような戦略でビジネスを展開しても
上手く行くはずがありません。

中小企業には中小企業の戦い方があるのです。

それは、、、

b>不況や競争の激化でも儲かっている
小さな会社の戦略とは?

小さな会社が生き残るには、
“顧客との一対一の関係”が
作れるような方法を活用することです。

つまり”常連客を作る”ということです。

「でも、それってどうやってやるの??
難しくない??」
と思われるかもしれませんが

今日ご紹介する常連客を作る上で
大事な3つのキーワードを
覚えておけば安心です。

それがこちら↓

1. 関心の共有を見出す

まず必要なのは、関心の共有
─あなたの日常と重なる部分─
を見出すことだ。

私が彼らとの間に築きたいのは、
人としての関わりだ。

だから私は、自分の日常生活や
関心のあること、経験したことや
アイデアを分かち合う。

私がどんな人間で、
何をしようとしているのかを伝える。

すると彼らは、私と関心の共有を
見出すことができるのだ。

2. 空間の共有を作り出す

関心の共有も大事だが、
空間の共有も然りであり、

それを成し遂げるのは、
あなたが思っている以上に簡単だ。

スーパーマーケットを例にあげると、

自社ロゴ入りの保冷トートバッグを
買ってもらうのがいい。

それを買い物に来る際に
持参してもらうのだ。

バッグはパントリーのなかだったり、
ドアのそばにぶら下げてあるので、

ふだんからその店で買い物をするよう
かなり強く印象づけることができる。

ついでに、他の店に行こうという
思いも阻止できる。

これが顧客維持の戦略だ。
やり方は他にもある…

3. 配慮の共有を持つ

この方式に用いる最後のピースが
配慮の共有だ。

他者との関係は、
一方通行では育くめない。

あなたは、すべての顧客と
見込み客のために、

誠心誠意役に立つつもりで
いなければならない。

顧客が望む結果に至れるよう、
精一杯手を貸さなければならない

顧客は、あなたが金額以上の
配慮をしてくれるものと信じているのだ!

したがって、さまざまな形で
顧客への配慮を示せば示すほど、
顧客との絆も強くなる。

そして顧客は、より長い期間、
よりしっかりとあなたのビジネスを
応援してくれるし、紹介の頻度もあがるだろう

(『一生お客に困らない常連システムの作り方』より)

常連客でいっぱいになれば、
いつでも安定的な売上や
利益を上げることができ、

倒産の不安や恐怖も
感じなくて済みます。

そして、このように顧客と
直接関係を作る方法は、

小回りの効かない大手企業は
マネをしたくてもできません。

今日ご紹介した
3段階で顧客を維持していく方法は
簡単にできますが、

意外とあなたのライバルも
やっていないことが
多いのではないでしょうか?

「もっとコツを知って
ライバルに圧倒的な差をつけたい!」

と思ったなら

こちらで
常連客を作るシステムを丸ごと
紹介しているので

ぜひチェックしてみてください。

『一生お客に困らない常連システムの作り方』をチェックする

一生お客に困らない常連システムの作り方

『一生お客に困らない常連システムの作り方』の内容

  • 9割の経営者が犯す”決してやってはいけない”4つの集客の間違い(p.4)
  • 著者が、ドライクリーニングの集配を行うフランチャイズを始めた”もっともな”理由(p.22)
  • 顧客維持率をたった5%上昇させて、年収を80%増やしたすごい方法(p.44)
  • あなたがいなくても、従業員や部下が最高のサービスを提供する正しいステップ(p.67)
  • なぜ顧客はレベルアップを望むのか?4つの理由(p.95)

既存客が再購入する確率は、新規客が購入する場合の最大14倍にもなる

顧客は、自己重要感を満たすため、レベルアップしたいと望んでいる

既存客に目を向けると、常連客が紹介客を連れてくる好循環が生まれる

「あと1回の購入で会員レベルがゴールドになります」と言われると、人はレベルアップをしたくなりますよね?

それは、売り手が強制したものではなく、買い手の内面から湧き上がってくる欲求です。95ページでは、お客さんが喜んで購入をしてくれるようになるための秘密があります…

さらに他にも、、、

  • 小学生でもわかる紹介システムの公式:「 X + Y = Z」のパワー(p.127)
  • 知り合いを喜んで紹介したくなる網様体賦活系(もうようたいふかつけい)のズルい使い方(p.147)
  • 紹介イベントを成功させるための5つのルール(p.174)
  • もう4週間も来ていない!? 常連客の損失を防ぐ「警報システム」の力(p.230)
  • ディズニーが顧客を失わない理由と、2、3歩ごとに設置したゴミ箱の意外な関係(p.236)

などなど。

『一生お客に困らない常連システムの作り方』の著者紹介

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、多数の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与えるダイレクトレスポンス界のトップの人物。彼は、156種類の業種のビジネスを革命的に成長させ、そのオーナーや起業家を億万長者にしてきた、たくさんのアイディアを持つ。

プロのコンサルタントとして、彼が育てた企業は多数。数億円規模のクライアントから、数千億規模のクライアントまで(彼が育てたTVショッピングの会社は世界一の企業になった)。現在のコンサルティング料金は、1日最低128万円。コーチングプログラムは年間 320万円と超高額。

プロのスピーカーとして、ジグジグラーやブライアントレーシー、マーガレットサッチャー元英国首相、ブッシュ元大統領、フォード元大統領、レーガン元大統領、ノーマンシュワルツコフ将軍、などのスーパースターと共に全国で講演。現在も、年間20万人以上に講演。

プロのコピーライターとして、彼の広告素材の作成費は、1プロジェクトで1000万円を超える。さらに、その広告を使う限り、クライアントは売上の数%をロイヤリティとして支払い続ける必要がある。それほど高額をチャージするにもかかわらず、彼の元にはキャンセル待ちのクライアントが列をなす。

プロの著者として、彼が書いた本は10冊以上に上り、そのうち何冊かは日本語版にも翻訳されている。邦訳された著書に、『究極のマーケティングプラン』『大金持ちをランチに誘え!』(ともに東洋経済新報社、2007年)、『常識の壁をこえて』(阪急コミュニケーションズ、2005年)、『ビジネス版 悪魔の法則』(ティビーエス・ブリタニカ、1999年)などがある。

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