テレワークを実施する会社が抱えている
1番の課題は何か知ってますか?
東京商工会議所の調査によると、
「社内のコミュニケーション」だそうです。
(「テレワークの実施状況に関するアンケート(2020年11月4日)」より)
テレワークだと個人の時間が増えて、
集中できるというメリットはあります。
しかし一方で、
知りたいことがあって質問しても、
いつ返答があるかわからない、、
返答はきたけど話が噛み合ってないから、
また聞き直す、時間かかる、仕事進まない、
というデメリットもあります。
この問題を解決するのが、
「デイリーハドル」と呼ばれる
1日15分、チーム全員参加の会議です。
※ハドル(huddle):アメフトの用語で、
フィールド内での短い作戦会議のこと
だそうです。
仕事が進むので生産性が上がり、
さらにテレワーク特有のストレス、
意思疎通がうまくいかないモヤモヤが
なくなります。
あなたの会社にテレワークの人がいるなら、
Zoomなどでやってみてください。
『スケーリング・アップ』という
成長企業のバイブル本には、
デイリーハドルについて
こう書かれています。
毎日のハドル。
5-15分のミーティングで、
戦術的な問題を話し合い、
情報をアップデートする。これだけで小さな惨事を防ぎ、
予期せぬ機会をすばやく見つけるのに役立つ。毎日のハドルがあれば、通常、
不必要なメール連絡や話の中断などで
無駄になる1時間くらいを節約できる。【議題】
話すことは毎日同じ3項目
あまり多くを詰め込んではいけない。1.次の24時間に何があるのか?
(重要事項のみをシェアする)
2.毎日の目標達成状況は?
(売上、新規客など重要な指標)
3.どこに障害が生じているか?【時間設定】
開始は8時8分や16時16分など、
半端な時刻にする。キリのいい時刻より
人がちゃんと集まってくる。【場所】
どこでもいいが、数人がビデオ通話なら
全員が同じにしたほうがいい。【参加者】
多くの会議に少数を参加させるより、
少ない会議に多くを参加させる。マイクロソフトでは、多いときは
(『スケーリング・アップ』より)
ハドルに60人の開発者が参加する。
ただし、会議室には20人だけで、
あとはビデオ会議で参加する。
コミュニケーションに
課題を感じているなら
ぜひ試してみてください。
きっと、
・情報が効率よく伝わり、時間の節約になる
・情報共有でミスを減らせる
・チームの一体感が生まれる、ストレスが減る
など様々なメリットを感じるはずです。
この他にも、
週次や月次のミーティングで
どう会議のリズムを作るか知りたい
という経営者やリーダーの方は、
手元に『スケーリング・アップ』を
1冊置いといて損はありませんよ。