あなたが最近、
何かを買ったときのことを思い出してみてください。
何でもいいのですが、その中に急に欲しくなって、
つい買ってしまったものってありませんか?
僕も最近、ある靴が買いたくなって、
思わずその場でネット注文をしてしまいました。
そんなふうに衝動的に買ってしまったものに対して、
「これは実際に必要なものだし」とか
「とてもいいものだし」というように、
後から自分に言い聞かせたりしたことはありませんか?
もしくは家族や友人に「何でそんなもの買ったの?」とか
「同じようにものを持ってるのに」などと言われて、
「必要なものだし、いいものだから」
などと説明したことはありませんか?
実際には衝動買いだったのに、
あとから「必要なものだ」「いいものだ」
と正当化したということは、
思い出してみるとけっこう少なくない
のではないかと思います。
これこそがまさに、
人が物を買うときのパターンなのです。
つまり、
「人間は感情でものを買い、
理屈でそれを正当化する」
ということです。
まずは感情でものを買ったあとに、
それは本当に必要なものだったのだと
自分に対して正当化するわけです。
だから人にモノを売る経営者・マーケッターは、
常に人間心理を学ぶ必要があるわけですね。
この本『クロージングの心理技術21』を読めば
その人間心理を学ぶことができます。