もし、あなたが
小売店を営んでいるのであれば、
今日の話は役に立ちます。
タイトルにあった
200億円という莫大な
金額は何の金額だと思いますか?
この200億円という数字は、
書店の万引きによる
被害総額です。
分かっているだけで、
これだけですので、
実際はもっと多いでしょう。
調べてみると、
雑貨店、服屋、スーパーなどの
万引きの被害も莫大です。
しかし、
逆にこう考えることができませんか?
「もし、万引きの被害がなくて、
犯人たちがしっかりと
商品を購入してくれれば、
業界全体が200億儲かった」
と。
なので、
今日は万引き犯に万引きをさせない
脳科学的なアプローチを
紹介させていただきます。
これは、
『脳科学マーケティング100の心理技術』
という書籍で紹介されている方法です。
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『店内のいたるところに鏡を置く』
人間の行動と鏡には、
とても深い関係がある。
実は、この関係性については、
1970年代から研究されており、
実に有効な結果が「あるシンプルな実験」
により明らかになった。
ハロウィーンで家を回る子供達に
「お菓子は一個まで」と告げて、
大きなキャンディーの入った皿を
置いて家主はその場を去る。
その結果、
およそ34%の子供が2つ以上
キャンディを取っていった。
しかし、
キャンディ皿を鏡の前に置くと、
なんと2つ以上キャンディを
取った子供は全体の
9%にまで減ったのだ。
鏡を置くだけで、
悪い行いに走る確率が、
4分の3にまで減少したのだ。
説得戦略や社会的影響力についての
研究をしている、
ロバート・チャルディーニに
よると、、、
「人は自分自身の姿を
見ることをきっかけに
自らの行いについて、
考えるようになる。
その結果として、
社会的に望ましい
行動をとるようになるのだ。」
(『脳科学マーケティング100の心理技術』より)
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もし、あなたが
小売店などを経営していて、
万引きなどの被害に
悩んでいたり、、、、
飲食店でお客さんの質が
悪かったり、、、
取引先の人の態度が
横柄だったり、、、
などなど、
自分勝手な人のせいで、
あなたが被害を被っているので
あれば、、、
店内や応接室に
鏡を置いてみては
いかがでしょうか?
もしかすると、
その人も自らの行いを
客観視して良い態度に
なるかもしれません。
この
『脳科学マーケティング100の心理技術』は、、、
お客さんの脳に直接影響を及ぼし、
お客さんの行動を変えるという、
「ニューロ・マーケティング」と呼ばれる
マーケティング手法を教えてくれる書籍です。
脳科学の立場から、
お客さんの行動を分析し、
どうすれば購入してもらえるのか?
どうすれば
お客さんを自在に操ることが
できるのか?
さらに詳しく知りたい方は、
こちらをご覧ください。
↓
『脳科学マーケティング100の心理技術』