人はどういう時に「説得」され、
なぜ「行動を起こす」のでしょうか?
今日はその1つ、【同調心理】を
『説得の心理技術』という書籍より紹介します。
グループを相手に説得するときは、
あなたが主張している意見をほかの人々の事例や
ほかの人々が示している証拠と
結びつけて提示すると非常に強い効果を発揮し、「何をすべきか」自信がない人を
行動に導きやすくなる。(『説得の心理技術』より)
人は無意識のうちに
ほかの人の考えや行動を参考にしています。
特に自信のない時はその傾向が顕著で、
個人的な話ですが僕は、
服のセンスがない(という思い込みがある)ので
例えば服屋さんで
「これ、私も弟に買いました!」
そう言われると安心して、
「あ、それほどいい服なんだ」
と思って購入したことがあります。
自信のない時、人は、
ほかの人がどう行動しているか、
ほかの人がどう思っているか気になるので、
この「同調心理」が、
非常に強力なトリガーとして機能します。
(つまりこれが集団だと、
たった1人が説得され、行動を起こすと、
他の人はそれを見て、
芋づる式に、、、
あとは言わなくてもわかりますね。)
僕の服屋のケースでは、
あまり迷って疲れたくないので、
決断させてくれて助かりましたが、
こういう心理テクを駆使して
人を食い物にする人達もいるので、
くれぐれもご注意ください。
-本日紹介した1冊はこちら-
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【悪用厳禁】カルト集団の洗脳技術