2014年のワールドカップ初戦。
本田圭佑が強烈な先制点を決め、
日本の勝利ムードで試合は進んでいた。
日本の勝利まであと少し。
しかし、途中交代でピッチに入った
この男がそんなムードを一変させた。
コートジボワール代表、
ディディエ・ドログバ。
イングランドのチェルシーで
リーグ優勝4回、
FAカップ戦優勝4回、
チャンピオンズリーグ優勝1回
プレミアリーグ得点王2回
得点王獲得など、
あらゆるタイトルを
総舐めにしてきた、
アフリカの英雄。
彼が入った瞬間、
それまでの低調なパフォーマンスは
打って変わって。
自信に満ちたプレーを
見せるようになりました。
そして、
その後の結果はあなたも
ご存知かもしれません。
ドログバの投入で息を吹き返した
コートジボワールは、
あっさり1点差をひっくり返し
日本に2ー1で勝利。
そんな
歴代でも世界屈指のFWである
半端ないドログバですが、
実は10数年前までは、
フランスリーグでそこそこの
選手だったのです。
彼はこう振り返ります。
「ある監督が、僕を見つけてくれた。
フランスリーグで、そこそこの
選手だった僕を欧州屈指の選手
になる機会を与えてくれた。」
「この恩は、今でも忘れることができない。
監督のおかげで僕は名選手
の次元に達することができたし
世界の頂点を見ることができたんだ。」(『モウリーニョ 成功の秘密』より引用)
その監督とは?
スペシャル・ワンこと
ジョゼ・モウリーニョ
他にも、
ジョゼ・モウリーニョに指導され
高いポテンシャルを如何なく
発揮するまでに進化し
キャプテンとしてチェルシーで
タイトルを総なめにしてきた
フランク・ランパードは
こう言います。
「僕は、世界最高の選手ではなかった。
だけど、監督がかけてくれた言葉の
おかげで自分が特別なのではないか
と感じられた。そして、その瞬間
に思った。”この監督についていけば
どんな高みにも辿りつける”と」(『モウリーニョ 成功の秘密』より引用)
しかし、
なぜモウリーニョは
こんなにもプレイヤー・部下を
やる気にさせ、
今まで著しい結果を残すこと
ができなかった人間を
業界屈指のプレーヤーに
なることができたのか?
一つは、
“選手の試合でのプレーデータ
結果に基づいて
目標、またその道しるべを
を選手の特性に合わせて
作り上げているから”
です。
つまり、
あなたの部下(人間)を
やる気にさせたいなら
・適切な目標
・ゴールまでのプロセス設計
が必要です。
この2つがあることで
あなたの部下は
自分が仕事で何をやったら
良いのかがわかり
やる気を高めることができるのです。
そして、
目標とそれまでのプロセス設計を
簡単かつ仕事の現場で活用しやすい
ものにするツール・メソッドに
”スコアキーピング”
があります。
この”スコアキーピング”には
・一貫したルール・評価基準
・プレーヤー一人一人に合わせた
明確な目標設定
・瞬時に結果をフィードバックできる
など
スポーツ、ボードゲーム
コンピューターゲームに見られる
プレイヤーのやる気高める要素を
取り入れています。
”スコアキーピング”することで
あなたの部下は、
自分が達成したい目標に向かって、
行動するだけなので、
自ら勝手にモチベーションを上げ
結果を出していくようになり、
マネージャであるあなたの
コーチングはより簡単になります。
そして、
彼らの仕事ぶりは、まるで、、
水を得た魚のように、
楽しんでゲームのステージ
をクリアしていくように
見えるでしょう。
このように、 スコアキーピングで
あなたの部下は、
ポテンシャルをフルに
発揮するようになり、
成果を出すようになるのです。
結果として、
あなたは部下を導き、結果を出させる
優れたマネージャー、リーダーとして、
名監督さながら周囲に認められ、
リスペクトされるように
なります。
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