人の集中力は1日「4時間」しか持たない
優秀なパフォーマーを研究
しているフロリダ大学の
エリクソン博士の研究によると、
世界的なパフォーマーが
特に集中を要する練習にあてる時間は
1日約4時間に制限している
ことが分かりました。
実際、イリノイ工科大学の科学者が
1950年代に行った研究でも、
週に35時間働く人は、
20時間の人と比較して
生産性が「半減」した
と、証明されています。(!)
これは丸1日仕事で埋めようとすると
集中力が分散して時間が
「飽和」してしまうけれど
時間が限られていれば、
作業をできる限り終わらせようとして
最初のアクションを起こさせ、勢いを生むと。
結果として、同じタスクに丸1日
空けた場合よりも、生産性は上がる。
とのこと。
言ってることは当たり前ですが、
1日4時間しか働かない!
という気持ちで実際に行動してみると
今まで以上に生産性が上がって
ちょっとびっくりすると思います。
(ぜひ、やってみてください^^)
目指すのは忙しさでなく、生産性
しかし、現代ほど、ひとつの仕事に
集中することが難しくなっている
時代はありません。
実際、時代が進めば進むほど、
人間が集中できる時間は短くなっています。
マイクロソフト社のレポートによれば、
人が連続して集中できる時間は、
2000年では 12秒でしたが、
2015年にはとうとう「8秒」に
なってしまったそうです。
さらに面白いことに、
(どうやって調べたのか)
金魚の集中は「9秒」続くらしいので、
人間の集中力はついに
「金魚以下」になってしまったと
報告されています…(泣)
これだけ集中することが難しい状況で、
わたしたちは、どうすれば集中力を
発揮することができるでしょうか。
パフォーマンス改善の世界的権威として
知られアップル、ソニー、グーグル、
リッツカールトンといった
世界的トップクラスのエクゼクティブに
指導を行うトニー・シュワルツ氏によると、
カギは「戦略的に休む」ことだと言います。
どういうことでしょうか…?
↓↓
怠けるほど上手くいく?
「戦略的に休む」
スケジューリングのコツ
例えば、
人のエネルギーには「波」があって、
ほとんどの人は一週間を通じて
こんな風にエネルギーが変動しています。
↓↓
月曜日はウォームアップ期で、
負担のかからない単純作業、
目標設定、タスク整理など。
火曜・水曜はエネルギーが
ピークに達するので、
クリエイティブな仕事、
難しい仕事をするならココ。
金曜は、もっとも
エネルギーが低くなるので、
自由に話し合えるような仕事。
このように、曜日によって仕事を
変化させることで
“持続可能な” 高パフォーマンスを
生み出すことができるそうです。
ちなみにこれは「筋トレ」と同じで、
ずっと同じような強度、量で
トレーニングを行っていると
・刺激への慣れにより「向上が停滞」する
・同じ刺激が加わり続けることによる「疲労の蓄積」
が起こるため、
それを予防するために、
時期によってトレーニングを
少しずつ変化させることが
必要だと言われています。
(トレーニングでは、
メニューに強弱をつけるのは、
当たり前のことなんですね。)
ぜひあなたもこれを参考に、
戦略的に1週間のスケジュールを
立ててみてください。^^
↓↓
怠けるほど上手くいく?
「戦略的に休む」
スケジューリングのコツ
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。
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