あなたは不思議に思ったことはありませんか?
なぜ、自然にお金が貯まっていく人と、
いつもお金に困っている人がいるのでしょうか?
なぜ、お客さんに「●万円です」と
自信を持って言える人がいる一方で、
「あの…今回の代金ですが、、
さらに20%安くしておきますので…」
とお金を請求することに、
“罪悪感”や”ためらい”を
感じてしまう人がいるのでしょうか?
ぜっかくお金を稼ごうと
必死に頑張っていても、
その努力が報われないのは辛いですよね。
もしあなたがお金のことで悩んでいるなら、
今日の話はちょっと役立つかもしれません。
人生は6歳までに決まる?
あなたは小さい頃、
誰と住んでいましたか?
それが私たちの人生に
どう影響しているか知っていますか?
経営コンサルタントの中井隆栄氏は
このように言っています。
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交流分析の創始者、
エリック・バーン博士が提唱する
「人生脚本」という考え方をご存知ですか。
人は3歳から6歳までに、
同居する父親と母親の価値観の
ミックスを脳にインストールします。
両親の価値観がインストールされた状態で
幼稚園、小・中学校、
そして社会へと出ていき、
価値観、人格、性格を確立していくのです。
つまり、スタートの時点では
すでに両親の価値観がインストール
された状態になっているということです。
幼少時に、無意識のうち
自分で自分の人生の脚本を
書いてしまっている状態です。
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この理論によると、
私たちはその人生脚本どおりに生きます。
そして実は「お金の人生脚本」も
同時に作られており、
あなたが
・自分のビジネスを大きくしていきたい
・年収を増やしたい
という時に、
必ず引っかかるポイントがあると
中井氏は言います。
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必ず引っかかるポイント、それは、
あなたの「お金」に対する価値観です。
この価値観は、
あなたが3歳から6歳だった頃の
あなたの家庭の年収と生活レベルと、
家族のお金に対する価値観や口癖が
あなたの潜在意識の中に深く刻まれ、
あなたのお金に対する
基本的な価値観となっているのです。
子供の頃のご両親のお金に対する
価値観がマイナス・イメージだと、
あなたが大人になってからも、
無意識にお金を受け取ることに
ものすごく抵抗ができるのです。
また、人間は一般的に
サービスやノウハウ情報など、
形のないものにお金を払いたがらない
という傾向があります。
もし、あなたがこの傾向を持っていると、
これらのサービスやノウハウ、
情報などを売る側には回れません。
人間は自分が本当に良いと思うものや、
十分は価値があると思う以外のものを、
他人に売り続けることに心理的な抵抗を感じ、
大きなストレスとなるからです。
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つまり、
もしあなたが、
「頑張っても頑張っても報われない」
としたら、
それは努力が足りないのではなく、
ネガティブなお金の価値観を持っているせい、
かもしれないということです。
例えば、
口では「稼ぎたい」と言っていても、
心では「お金は汚い」と思っていたら、
…お金は増えにくそうですよね。。。
でも安心してください。
人生脚本は書き換えることが
できると言われています。
そして、そのための第一歩は、
なにより正しく現状把握をすること。
・幼少期に誰と住んでいましたか?
・お金についてその人たちの口癖は?
・親は自営業?それとも会社員?
(お金は稼ぐものだった?)
ぜひ、こんな質問に答えながら、
考えてみてください。
あなたの「お金の人生脚本」を知る
手がかりが得られるはずです。
でも、もしかしたら、
ネガティブな発見があるかもしれません。
自分がどうしようもなかった
幼少期の環境のせいで苦しんでいるのかと、
辛く感じるかもしれません。
それでも、原因が分からなければ、
問題を解決することはできません。
一歩踏み出さなければ、
自分の人生脚本は変わりません。
…もちろん、
この一歩を踏み出すかどうかは
あなた次第です。
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。