「もっとスタッフが働いてくれたらな…」
「その給料は売上から出てるのに…」
「結局、自分がやるしかないのか…」
社長、リーダーの悩みはつきませんが、
・部下や社員、スタッフが
自発的に動いてくれない
・売上に対する意識が低くて、
商品を売ってくれない
こんな悩みを持った人は、
とても多いと思います。
そこで今日は、
経営コンサルタントの先生から聞いた
300万円の商品をバンバン売るようになった
歯科衛生士のお話を紹介します。
これは、ある歯科医院での話。
数名の歯科衛生士がスタッフとして
頑張って働いてくれていましたが、
本当はもっと自発的に動いて欲しい、
できれば医院の利益に繋がる
高額の自費診療も積極的に売って欲しいと、
院長は思っていました。
値段は高額なものだと200-300万円。
もちろん粗悪なものや
悪いサービスを売っているわけでなく、
患者さんに必要なものを売っているのですが、
歯科衛生士の人たちは、
どうしてもその金額のためか、
売るのをためらってしまっていたのです。
そこで院長は、
【あること】を実行しました。
すると、、
消極的だった歯科衛生士たちの様子は
ガラリと変わりました。
彼女たちは今までよりも自発的に働き、
さらに200-300万円の高額商品も
自信を持ってオススメするようになった
というのです。
自信を持って勧めるので以前と違って、
300万円でもバンバン売れるようになり、
もちろん患者さんに必要なものなので、
十分に満足してもらえました。
*
さて、では、院長が実行した
【あること】とは何だったのでしょうか?
スタッフの自発性を引き出し、
300万円が売れるようになり、
採用までうまくいくようになったキッカケ…
それは【価値の言語化】でした。
院長はスタッフ全員を集めて話し合ったのです。
・自分たちが患者さんに提供している価値は何か
・どんなことで喜んでもらえているのか
・患者さんの人生にどんな変化をもたらしているか
それを言葉にすることで、
自分たちが価値あることをしている、
200万、300万の商品でも、
価値あることだと実感できるようになった、
というわけです。
おまけに、自分の仕事に誇りを持ち
やる気を出した1人が
「歯科衛生士の採用広告をやらせて欲しい」
と名乗り出てくれました。
歯科衛生士は業界的に不足しており、
採用はうまくいかないことが多いのですが、
なんとその時は、
1人の枠に5人の応募があったのです。
それは、価値の言語化ができていた、
スタッフだからこそ出せた成果でした。
もちろん院長は大喜びでした。
*
さて、この話からあなたは何を学びますか?
多くの場合、
自分たちがやっていることの意味、
自分たちがやっていることの価値を
社員やスタッフが、リーダーほど
理解してることはありませんよね。
しかし逆に考えると、
ここの理解が進むことで、
その人の内面で大きな変化が起こり、
仕事のパフォーマンスが激変する
可能性が秘められているのです。
もしあなたが、
スタッフにもっと動いて欲しい、
もっと自発的に売上を立てて欲しい、
と思っているなら、
ぜひ話し合いの機会を設けて、
価値の言語化をやってみてください^^
PS
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