ビジネスを成功させるには
「上手くいってるビジネスの真似をすれば良い」
とよく言われます。
これはこれで正しいわけですが、
それでも世の中には
「ノウハウ」に従って「行動」しても
上手くいかない人がいます。
一体なぜ、こんなことが起きるのでしょうか?
『こころのチキンスープ』で有名な
マーク・ビクター・ハンセンは
「上手くいかない人の多くは
成功した人たちの使っている表面的な
テクニックやビジネスモデルだけを見て、
一番大事な成功の原理を理解することなく
真似をしてしまうのが原因だ」
と言います。
その結果、やってることが同じでも
ギアの入れどきやリスクのとり方などの
細部の判断が人によって違ってくるので
思うような結果が出ずに
自分にはできないと諦めてしまうわけです。
では、「ノウハウ」と「行動」以外に
成功に必要な要素は何でしょうか?
それは、、、
戦略です。
成功とは
仕事の量を減らしてより多く稼ぐことだ。では、何がそれを可能にするのか?
それこそが「戦略」だ。
ビジネスの成功の大部分は
細かな”戦術”ではなく、ビジネスの方向性を定める
「戦略」ですでに決まっている。(『勝ちたい中小企業社長のための
実践1ページ・マーケティング戦略より』)
小さな会社の社長や、
一人でビジネスをしている人は、ついつい
あれも、これもと、たくさんの仕事を
自分ですべてこなしてしまいます。
しかし、言うまでもなく
取り組む仕事が多くなるに従って、
考えることも増え、
要処理のタスクも増加します。
その結果、考えることだらけになり
大事なことが何ひとつ進まない
ということになりがちです。
成功とは
仕事の量を減らしてより多く稼ぐことだ。
という先ほどの言葉のように、
ビジネスで成功するには
「やること」と「やらないこと」を
取捨選択することが思ってる以上に重要です。
特に、仕事を溜め込んでいる人ほど
何かをやめると決断するだけで
一気に生産性が上がる可能性もあります。
自分で解決する必要のない仕事に
振り回されている場合もたくさんあるので
最近、仕事が進まない
と感じているなら
ときにはやめてもいい仕事のリストを
書き出してみるといいかも知れませんね。
↓
勝ちたい中小企業社長のための
実践1ページ・マーケティング戦略
PS:
今日紹介した本の中には、
1ページマーケティングプラン(1PMP)があります。
このプランは中小企業の社長が
取るべき戦略が1ページにまとめられ、
本書を読みながら箇条書きで記入していくと、
最終的にはあなたのビジネスに特化した
マーケティングプランが完成するようになっています。
やらないことを決めるだけでなく、
「成果が出るためにやるべきこと」を
知ってみたくありませんか?
正直大企業向きの内容ではないです。
が、中小企業の社長にとっては
知らないと「負ける」レベルの内容です。
↓
勝ちたい中小企業社長のための
実践1ページ・マーケティング戦略
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。