あなたの身近に、ずっと同じ問題に
取り組んでいる人っていませんか?
「ダイエットできない」だとか、
「禁煙ができない」だとか、
「早起きができない」だとか。
そして、その人は決まって
こんなことを言っていませんか?
「今度こそ成功させる」と。
でもその人って、
いつも失敗していませんか?
毎回、新しい方法でチャレンジしても、
いくら関連本を読んでも、
最終的には、上手くいきません。
これは会社組織に当てはめても、
同じことが言えます。
ビジネスや経営を成功させようと
意気込んでみるが、結局はうまくいかない。
今後こそは違う、成功させる
と意気込むが、同じように失敗する。
そんな問題を抱えている 会社は少なくありません。
事実、組織改革が成功する確率は、
約5%と言われています。
いったい、なぜでしょうか?
それについて、
『パフォーマンスアップ3つの法則』という本では
このように教えてくれています。
それは、あなたの部下が、
”今と変わらない未来を頭の中で
設定してしまっているからです。”
そして、
”人は自分が「設定した未来」に
向っていくように出来ているから”
です。
人は誰しも目の前の
未来をみています。
人は今後、何が起こるかを
感覚的に予測しています。
そして、人は、自然とその未来
を現実化させようとします。
例えば、、、
新しいプロジェクトを立ち上げた時に
あなたの従業員は、こんなことを
思っているかもしれません。
「2年前にも同じ様なプロジェクトをやったけど
まったく状況が変わらなかったし、
また今回もダメだろうな~。
だれも責任をとろうとしないし。
それに、みんな業務で忙しいのに、
空いた時間で出来るわけないよな~。
誰かがリーダーシップを発揮して、
専任でプロジェクトを立ち上げないかぎり
無理だろうな」
その従業員は、状況が変わらないことを
運命だと言わんばかりに思っています。
つまり、その従業員は、
「状況が変わらない」という未来を
設定したことになります。
そして
「状況が変わらない」未来に向っていき、
それが現実になっているということです。
つまり、その未来を変えない限り、
問題は解決することはないのです。
だから、、、リーダーとしての
あなたのやるべき仕事は、
その「未来を書き換えること」が 必要なのです。
リーダーとして
従業員の設定した未来を
”今回は成功できる”という未来に
書き換えなければいけません。
『パフォーマンスアップ3つの法則』では
さらに次のようなことが書かれています。
「未来を書き換えれば、
人の行動も自ずと変わる」
と。
無関心な態度は、積極的思考に…
諦めは、活力に…
不満は、創意工夫へと
考え方が変化します。
そうすれば、
ビジネスが成功する可能性は
グッと上がることでしょう。
あなたはリーダーとして
従業員の設定した未来を
書き換えようとしていますか?
もちろん、、、
未来を書き換える方法は
1つではありません。
ミーティングや朝会などで
あなたの考えを話したり、、、
自分の考え方の影響を受けた本を配って、
社員に読んでもらったり、、、
全員参加型のミーティングを開いて
問題や今後の目標について議論したり、、、
ちょっとしたきっかけで、
案外、人の考えは変わるものです。
さて、あなたはリーダーとして
部下に対して今日から何を始めますか?
もっと具体的な方法を知りたい方は
こちらをご覧ください。
↓
「あなたの部下を簡単に動かす方法」
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。