寅さんに鉛筆を売らせたら…

この普通すぎる鉛筆、
あなたならどう売りますか?

鉛筆

 

ポンと手渡されて、
「はい、私に売り込んでください」
と言われたら、何をどう伝えますか?

・・・

・・・

・・・

はい、困りますよね、、、(汗)

かなり難しいと思いますが、
これは、『男はつらいよ』の寅さんが、
営業を始めたばかりの若者に
レクチャーする場面の話です。

寅さんに
「はい、私に売り込んでください」
と言われた若者は、

「おじさん、買ってよ」

と売り込むも、
いらないよ、必要ない、と
無下に断られてしまいました。

そこで寅さんは「貸してみな」と
鉛筆を手に取り、こう語り始めました…

***

俺はこの鉛筆を見るとな、
おふくろのことを思い出してしょうがねぇ…

ーどうして?

不器用だったからなぁ、俺は。
鉛筆も満足に削れなかった。

夜、おふくろが削ってくれたんだ。

ちょうどこの辺に火鉢があってな、
その前にきちーんとおふくろが座ってさ、

白い手で肥後守(ナイフ)を持って
すいすいすいすい削ってくれるんだ

その削りカスが火鉢の中に入って、
ブーーーンといい香りがしてなぁ…

そのきれーいに
削ってくれた鉛筆で俺は、
落書きばっかりして、
勉強ひとつもしなかったもんだよ。

でも、このぐらい短くなるとな、
その分だけ頭が良くなった気がしたもんだった。

昔はものを大事にしたなぁ…

お客さん、ボールペンってのは
便利でいいでしょう。ね。

だけど、味わいってぇものがない。

その点、鉛筆は握り心地が一番だ。な。

木の温かさ。
この六角形が指の間にきちんと収まる。ね。

ちょっとそこに書いてごらん。
なんでもいいから。

ー久しぶりだなぁ、鉛筆で書くの

どう?

デパートでお願いすると
1本60円はする品物だよ。
でも、もう削ってあるから30円だな。

いいよいいよいいよ、いい、いい、
もうタダでくれてやったつもりだ。
20円。20円だ。ほら、出しな。

ーあ、はい。

***

いやー、見事ですよね(^^;;

では、寅さんの売り方の
何がすごいのでしょう?

・思い出話を語ったこと
・ボールペンとの違いを伝えたこと
・鉛筆の握り心地をアピールしたこと
・手に取ってもらったこと
・価格を安く見せたこと

など、大事なポイントはたくさん
ありそうですが、一番は

「感情を揺さぶるストーリー」

を語ったことではないでしょうか。

冒頭の若者は、鉛筆という
モノ自体を売ろうとしました。

一方で寅さんは、
母親との思い出話を語り、
相手の感情を揺さぶりました。

そして元々は必要もなく、
買う気もなかった鉛筆が、
なんだか価値ある物のように見えてきた。
お金を払ってでも欲しくなった。

ということですね。
これがストーリーの力です。

さて、あなたが
売っている物やサービスには、
感情を揺さぶるストーリーがありますか?

ぜひ探してみてください^^

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
素敵なストーリーが見つかりますように^^

***

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ビジネス書を読むときのコツ

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今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。

役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。

そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。

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