なぜ、お金のもらえる仕事だと
全然やる気がでない人でも、
お金も労力もかかるスポーツは
やる気になるのでしょうか?
よく考えてみると不思議な現象ですよね。。。
「THE GAME OF WORK」
という考え方を提唱した、
チャールズ・A・クーンラットは、
この現象にこそ社員のやる気を高め、
生産性をあげるヒントが隠されていると言います。
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(『The Response Magazine』(ダイレクト出版刊)特集記事より)
炎天下のなか、
外に出てみれば、流れ落ちる汗で
背中にペッタリ貼りつくシャツ。
冬場なら、会社に行くことを
考えただけで、居心地のいい
布団のなかから出たくなくなる。
ところが、
同じ寒かったり暑かったりするのでも、
スキーやテニスだったら、
わざわざ休日を使って、
誰に頼まれたわけでもないのに
日が沈むまでプレーしていたりする。
仕事とスポーツ、
この2つには一体どんな違いがあるだろう。
1つ言えるのは、
スポーツでは目標や進歩の度合いが
はっきりしているということだ。
「今日はここまで上達するぞ!」
とか
「試合に勝つぞ!」
という明確な目標は、
スポーツには付きものの要素である。
しかし仕事の場合、
目標や進歩の度合いが曖昧なことが多く、
これが「やる気」の差につながっていると
クーンラットは考えたのだ。
この手法を取り入れるのに必要なのは、
スポーツと同じように目標と
進捗状況を明確にし、スコアを測定すること。
つまり、
〝プレーするように働く〟
というシンプルなコンセプトだ。
(『スコアをつければ組織は動く』)
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いかがでしょうか。
ここでの教訓は、
スポーツに対するモチベーションの高さを
職場に持ち込んで、生産性をあげよう
という事なのですが、
実際の職場では、
「この業務は数値化なんてできない」
と言って目標が曖昧になっていたり、
「絶対にノルマを達成しろ」
と、あまりにも高すぎる目標が
掲げられていたりして、
反対に社員のやる気が損なわれる
現象が起こっています。
つまり、良かれと思っていても
目標やスコアのつけ方を間違えると
逆に社員のやる気を下げ、
生産性は下がってしまうこともあるのです。
もしあなたが、
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