プルルルル、、、
ガチャ
「はい、◯◯商事です。いつもお世話になっております。」
「社長ですね?少々お待ちください。」
「社長!◯◯会社の鈴木様からお電話です。」
これはどこのオフィスでも
よくある光景です。
この後殆どの社長は
すぐに電話の応対をするでしょう。
しかし、無意識にやっているこの行動。
実は大きな間違いなんです。
「ミリオネア・メーカー」と呼ばれ、
数多くの社長や起業家を億万長者にしてきた
ダン・ケネディはこう言います。
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電話は最高の生産性を
上げるための第一の敵であり、
悪い習慣を断たないことには、
あなたの周りの人々は
敵と手を組むに違いない。
(『社長のための時間の使い方』P52)
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ある調査によると
一般的な社長は、3分50秒おきに
やっている仕事を中断させられています。
そしてこれは1日あたり
労働時間を8時間とすると
125回という計算です。
電話を済ませて
再び取りかかろうとしても
先ほどのようなやる気と
集中力がなかなか起きない、、、
これは電話によって集中力が0になり、
また同じように集中しようとするなら
余計な時間とエネルギーがかかるからです。
つまり、
どんな内容なのか?
何分間話すのか?
に関係なく、
あなたの収入・売上を
下げているということです。
ではどうすればよいでしょうか?
続けてダン・ケネディはこう言います。
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ではまず、ちょっとした哲学をお教えしよう。
自分がしたい場合を除いて、
あなたには電話に出なければならない、
あるいは電話をかけなければならない責任は、
法的にも道徳的にも全くない。
私は家ではいつも受話器を外してシャワーを浴び、
食事や昼寝をし、好きなテレビ番組を見て、
何というかまあ、その他のこともする。
この世の中に起きることで、
1時間、いや2時間の猶予もない、
許されないことなどない
ー本当に存在しないのだ。
あなたも仕事ではこうした姿勢でいくべきだ。
電話による妨害を
どの程度コントロールしなければならないかは
人により異なるが、
かかってくる電話を何から何まで
受けなければならない人などいないと思う。
そんなのは「蹴ってください」と書いた紙を
背中に貼りつけて歩き回るようなものだ。
電話が鳴るたびに出ているとしたら、
優先順位の不明な誰かや何かのために、
明らかに優先させなければならない仕事
やタスクを絶えず中断していることになる。
つまり、自分の1日を、
知らない人や物事にコントロールさせているのだ。
挙句に、1日の終わりには
いつもくたくたになるに違いない。
そのくせ、自分がしたいと思っていたことの大半には、
絶対にとりかかることができていないだろう。
(『社長のための時間の使い方(by ダン・ケネディ)』 より)
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もしあなたが8時間の労働時間中に
125回も邪魔されているなら、
(もっと多いかもしれませんが)
全ての邪魔の原因を排除したら、
あなたをいつもイライラさせられることが一切なくなり、
あなたのスケジュールを乱されることなくなるでしょう。
そして、毎日効率的に生産性の高い仕事に
取り組むことができるようになるでしょう。
つまり、今よりもあなたの
売上が上げるための時間が
何倍も増えるということです。
ちなみに『社長のための時間の使い方』では
電話以外でもあなたを邪魔するものを
排除する方法を紹介しています。
↓
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ビジネス書を読むときのコツ
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そうすることで、買った本を
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