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知的な者にとって
多数派(マジョリティ)になることは時間のムダだ。
その名が示す通り
マジョリティである者は既に大勢いる・・・。
ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ(数学者)
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賢い人に限らず、誰しも
特別な人間でありたい…
と思っていますし、
特別なグループに所属したい…
特別なモノがほしい…
と思っていることでしょう。
その証拠に、
成功しているビジネスマン
や政治家の多くが
あの秘密結社
「フリーメイソン」に
所属しているらしいんです。。。
さて、
この”特別感”という人間の欲望。
当然、ビジネスのシーンでも
めちゃくちゃ使われています。
ディズニーランドは、
まさに特別な体験を売っていますよね?
リッツカールトンは、
圧倒的なリサーチ力で
1人1人に合った
特別なサービスを売っています。
アメックスのゴールドカードは
”特別な人だけが持てるクレジットカード”
というポジションを築いています。
エクセレントカンパニーと
呼ばれる企業の多くが
この特別感という欲望を
上手く利用しています。
では、、、
どのようにして
特別感を使えばいいか?
この本『説得の心理技術』では
特別感を確立して売る5つの方法を
紹介しています。
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1 特別なグループを結成する。
参加者は非常に特殊な情報を入手できる、
特殊な提案を受けるチャンスがある
そうした情報を誰よりも早くみれる。
2
メンバーになれる資格が
排他的なクラブやグループを結成する。
これはレッド・ハット・ソサエティや
ファーストカンパニー誌の
カンパニーオブフレンズなどのクラブのことだ。
前者では
高齢期を目前に控えているものの
まだ人生を謳歌したい50歳以上の女性が
定期的に赤い帽子をかぶって
お茶をのみながら歓談する。
後者では同じ志を持つ読者たちが
ネットワークを築くために
定期的に交流している。
いずれも自分が排他的な存在であることを
アピールしたい人々のみ集まったグループで
メンバーは何か得るものがあるかもしれない
と期待してそこに参加している。
得られるものは
感情的なものだけかもしれないが
経済的なものが手に入る可能性もある。
3
特別な資格がなければ
加入あるいは参加できない
プログラムを立ち上げる。
4
過去の購入額が高い顧客のみ
対象にした特別セールや
特別サービスを実施する。
5
どんなときでも
あなたにコンタクトできる人のリストを作成し
そのリストの掲載者である旨を伝える。
(『説得の心理技術』P162)
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さて、
あなたのビジネスのヒントになるものは
あったでしょうか?
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。