「どんな見込み客でも
目の前に連れてきたら
百発百中で成約できる」
なんて営業の神様がいたとします。
では、その人は大成功するかと言えば
そうとは限りません。
なぜなら、現代の情報量は
10年前に比べて530倍、
20年前と比べると数千倍とも言われ、
そもそもお客さんの
【注意を引き】目の前に連れて
来ることこそが難しいから。
・味も接客もいいのに、
あまり繁盛しないご飯屋さん
・確かな技術があるのに、
値段でしか差別化できない整体師
・社員満足度は高いのに、
学生に知られていない中小企業
など、、、
どんなに美味しくても、
どんなに技術があっても、
どんなに満足度が高くても、
人の注意を引かないと
何も始まりません。
そこで今日は、
米国の広告のプロが実際に使った
「注意を引き」集客をするための
アイデア(実例)を紹介します。
▼茶色い紙袋のDM!?
Point1:
え、こんなものが郵便受けに?と思わせる封筒(?)
白黒で見にくいが、実際はこういう紙袋↓
注意引けますよね、そりゃ。しかもでかい。
ちなみに紳士服セールの広告です。
Point2:
封筒に書かれたイケてる文章
(ティーザーコピーと言います)
***
They laughed when I said that
you need a great big bag
to put all your new menswear in…
But when they saw our…
(新しい服を全部入れるのに
とっても大きな袋が必要になりますよ
と私が言った時、みんなは笑いました。
でも我々の……を見た時、、、)
***
これは、広告界の伝説
ジョン・ケープルズが書いた有名な
広告見出しのパクリで、元は、
***
They laughed
when I sat down at the piano,
but when I started to play…
(私がピアノの前に座ると彼らは笑った。
しかし、私が演奏を始めると…)
***
どうですか?
逆転を予感させますよね。
みんなそういう展開が好きです。
見返してやりたいという欲求を
上手くくすぐっています。
Point3
手書きの文字。印刷していますね。
いつも手書きがいいわけではなく、
他と違うから注意を引きます。
↑
(ココ大事です!!
ミッキーマウスが渋谷の
スクランブル交差点にいたら
注目を集めますが、
ディズニーランドにいても、
そうはなりませんよね)
郵便受けにある封筒やチラシの多くが
普通の文字なら、手書きが有効で、
逆のケースもしかりです。
手書き風はWebページでも使えます。
ページ全体を手書き風にしたり、
強調したい一部分だけを手書き画像にしたり。
(参照元『超ぶっ飛び広告集』p.195)
===
さていかがだったでしょうか?
こんなDMを見つけたら、多くの人は
「なんか変なの入ってるー!」
と気にせずには入られませんし、
つい家族に見せたくなるので、
読んでもらえる可能性は
他のDMより数倍高いでしょう。
普通の発想では
やらないことをやっていますが、
「これは出来ないなぁ」
と思わず、どうやったら
応用できるか考えると面白いですよ。
ぜひ、いつもとは違う何かが
できないか考えて実行みてくださいね^^
もっとぶっ飛んだアイデアも
たくさんあるので、気になる方は
ぜひこちらからチェックしてください。
P.S.
おっと、、、
最後まで読んでくれた
あなたにはオマケでもう1つ。
これは本書で紹介されていません。
我が家の郵便受けに入っていたものです。
(うちの奥さんも気になった!!
と言っていました。)
それがこちら↓
・やたらと大きい紙。A3(A4の二倍)
・直球のメッセージ
・手書き
ね、いいですよね、インパクトがあって。
結果が気になります… ( ´∀`)
繰り返しますが、
大事なのは「他との違い」です。
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。