今日の本題に入る前に質問です。
Q. ほぼリスクなしで
『売り込み』に関する面白い
情報を得る機会があれば、
利用してみたいですか?
(心の中で選択肢を選んでください)
1. はい、ぜひ!!
2. 利用してみたい
3. どちらかといえば、はい
4. いいえ、結構です
…ご回答ありがとうございます^^
4の「いいえ」を選ばれた方は、
ここで読み進めるのを
やめてもらっても結構です。
さて、ではこちらの
ストーリーに進んでください。
↓↓↓
ゴクリ、と唾を飲み込む音。
ドクンドクンと高鳴る心臓。
暑くもないのにシャツを
ぐっしょりと濡らす嫌な汗。
“勉強カフェ”に興味を持って
見学に行った僕(見込み客)に
対応するスタッフのお兄さんは
緊張しているように見えた。
その瞬間は近づいていた。
そう、最後に売り込む瞬間、
クロージングの瞬間だ。
自分で言うのもなんだが、
路上で看板を見て、HPで
利用時間や料金をざっと調べ、
雰囲気次第ではアリだな、と思い
自ら見学に飛び込んで行った
かなりホットな見込み客
に対して、どう出るのか。
どんな売り込みが来るのかと、
半分楽しみに待ってしまう
マーケティング病
(売り込まれたい病)に
かかっている僕は、
身構えるわけでもなく、
ただ待っていた。
しかし、勉強カフェの
スタッフのお兄さんは細身で
おとなしいからか、自信なさげに見える。
(お、来るか、来るか、
どう売り込んで来る?)
ス「あのー、この後は
利用されますか?」
(控えめなアプローチで来たか…
しかし、正直なところ迷う。
雰囲気と机の質がどうかなぁ…)
僕「うーん、今日はいいかなぁ。
と思っています」
(さぁ、どうする???
せっかくなら1時間だけでも、
と来るか?もう一押しされたら
YESって言っちゃうかもよ!!
それとも1週間有効な無料の
利用券で弱めのアプローチ?
いやいや、ノウハウが
たまってるだろうし、
何か別の手があるのかも。)
ス「あぁ、そうですか。
もしよかったら、
またwebから無料体験も
申し込めますので…」
(ウェ、Web!?)
僕「…はい。
ありがとうございました。
では失礼します。」
(もう来ないだろうなぁ…)
軽い失意を胸に秘めたまま、
僕は立ち上がった。
エレベーターの↓ボタンを
右手の人差し指でそっと押した。
お兄さんの視線を背中に感じながら。
自ら網に飛び込んだはずが、
網目が大きすぎてすり抜けて
生還してしまった魚のような気持ち。
(なぜ?)
(なぜだ?)
僕は考えていた。
なぜ、スタッフのお兄さんは、
自ら捕まろうとする魚を
逃してしまったのか?
まるで
「申し込まなくてもいい」
と言わんばかりの対応。
もう少しだけ売り込んでくれていたら…。
デートに誘われて迷っている人に
『1時間だけでもどう?』と
言えるような、あと一握りの
勇気がお兄さんにあれば。
(せっかく売り込みを受けて、
マーケティングの勉強を
しようと思ったのに。くそっ…)
だったら自分で勉強してやる。
お兄さんみたいに、
押しの弱い人でもできる
クロージングがないのか。
僕は家に帰り靴を脱ぎ捨てた。
本棚から
『クロージングの心理技術21』
を手にとって、
パラパラとページをめくった。
そして、あった。見つけた。
お兄さんにぴったりの心理技術。
『一貫性』買わないことに居心地の悪さを感じさせる
ゴクリ。
さすが心理技術とあるだけ
あって、恐ろしい…。
これなら押しの弱い人でも使える。。。
****
そんなわけで今日は、
『クロージングの心理技術21』の
187ページに書かれていることを
簡単に紹介しようと思います。
↓↓
===============
“一貫性の原理”というものがある。
(中略)
見込み客は偽善的に
行動することを避けるために
すでに明言した立場を
維持するような購買決定をする。
例)
コンコンコン。
近所の8歳の可愛い少年が
ドアをノックする。
ドアを開けると
クリップボードを持って立っている。
「こんにちは。
僕の学校のいじめを
やめさせる署名を
お願いできませんか?」
もちろんあなたは署名をする。
自分は体が小さいから
いじめられやすいんです、
と少年は言う。利口な子だ。
署名を確認して少年は言う。
「わー、ありがとうございます!
あのですね、『僕をいじめるな!』
とプリントしたTシャツを
作るために300円だけ寄付して
もらえると嬉しいんですが、、、
あ、いいですか!
ありがとうございます!」
あなたには、他の選択肢はなかった。
まず少年はあなたの考え方を
明らかにさせた。いじめ反対だと。
次に、あなたの考えと一致するはずの
少額の寄付という行動を求めることで、
その考え方の強さをテストした。
偽善者のように振る舞わないことを強制したのだ。
=================
どうでしょう?
自分で言ったことと
やっていることが一致していないと
人は気持ち悪く感じるので、
その心理を利用した例ですね。
しかし恐ろしく賢い少年ですw
勉強カフェの気弱なお兄さんも
この心理技術を知っていれば、
結果は違っていたでしょうね、、、
あっ、そうそう!! 冒頭で
ほぼリスクなしで
『売り込み』に関する面白い情報を
得る機会があれば利用したい
と回答したあなたに耳寄りの話があります。
実は、今なら、
『クロージングの心理技術21』という本を
試すことができますが、どうしますか?
気にいらなければ全額返金、
返品も不要の90日満足保証付き、
つまりほぼリスクなしです。
では今日も良い1日を~♪~
P.S.
今回紹介したような
心理技術があと20個あります。
もっと詳しく知りたい方はこちら
『クロージングの心理技術21』
↑
スタバでPCの横に置いていたら
顔馴染みの店員さんが
「クロージングの心理技術…
最後持っていくやつですか?
気になりますね、、、」
と言ってました(笑)
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。