「値下げは命懸けの綱渡り」
この言葉を言ったのは、
億万長者メーカーと呼ばれ、
多くの起業家を億万長者にした
ダン・S・ケネディです。
商品が売れなかったり、
店にお客さんが来なかったりすると、
多くの人は利益などを考えずに
値切りをしてしまいます。
しかし、どうでしょうか?
正直、値下げをしたくて
値下げしている社長さんや経営者さんに
出会ったことはありません。
あなたもきっとそうだと思います。
なぜなら、値下げするということは、
利益率の低い商売をして、
利益と在庫とあなたの時間を
犠牲するということですから、、、
特にあなたのような、
このメルマガを読んでくれるような
勉強熱心で真面目な方であれば、、、
自分の商品やサービスに誇りを持ち、
本当ならもっと高い価格を付けたいと
思っていると思います。
そして、自分の努力やアイデアなどを
安売りするのは嫌だと
心では思っているのではないでしょうか?
もし、あなたが、
そう思っているのであれば、
やることは一つです。
「一度、価格を上げてみて下さい」
良い商品、良いサービスであれば、
実は無理に値下げして安い価格よりも、
値段を逆に高くした方が
売るのが簡単になります。
このメソッドを言い表した話が、
ダン・S・ケネディの著書、
『世界一ずる賢い価格戦略』
にあるのでご紹介いたします。
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良い商品、サービスであれば、
値段は高い方が実は売りやすいのだ。
例えば腕時計のブティックから
チラシが届いたとする。
それに、
「ロレックスの中古腕時計が、
5000円。
状態よし。
ほぼ新品です。」
と来たらどうだろうか?
この値段は、
ロレックスに不釣り合いだと思い、
怪しく思えないだろうか?
あなたは、
バカバカしいと思うかも
しれない。
しかし、
あなたも同じ事をしている
かもしれない。
良い商品やサービスを説明し
お客さんは気に入っている。
お客さんは、
良い商品やサービスなら
買いたくて仕方なくなる。
しかし、
商品やサービスが良い場合、
値段が低いとお客さんは不信感を
持ってしまうのだ。
逆に
高い価格とは、
お客さんに対して、
安心を与える。
価格とは、
適正な価格でなければ、
お客さんに不安や不信感を
抱かせてしまう。
それだけ、
価格とはビジネスにおいて
重要なのである。
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このメールのタイトルである、
「値下げは命懸けの綱渡り」
の意味が分かっていただけたと
思います。
実は、値下げをすることで、
あなたの素晴らしい商品やサービスの
価値を下げているだけでなく、
お客さんに不安や不信感を
抱かせているかもしれないのです。
もし、あなたが、
無理な値引きや値下げを
しているのであれば、
一度値段を戻してみる。
もしくは、
値段を上げてみるのは
いかがでしょうか?
では、今日も良い日をお過ごし下さい。
P.S.
値付けは、
ビジネスにおいて、
一番難しいと言っても
過言ではありません。
自分の商品やサービスに
どれほどの価値をつければいいのか?
競合は値下げを始めたけど、
ウチも下げた方がいいのか?
この値段は適正価格なのか?
などなど、
ビジネスをしている中で
価格に悩まされることは多いです。
もし、値付けに関して、
アドバイスをもらいたいのであれば、
今日紹介した
『世界一ずる賢い価格戦略』を
おすすめします。
あなたの知りたい、
値付けの仕方や疑問に
ダン・ケネディが
答えてくれます。
↓
『世界一ずる賢い価格戦略』の詳細はこちら
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。