「必ず…
必ずこの会社をもう一度、
世界一にしてみせる!」
彼はそう宣言した。
彼の会社は低迷を続け、
存続の危機に立たされていた。
世界経済が停滞し、
多くの会社が、姿を消していった。
多くの人が、もうこの会社はダメだろうと
見切りをつけていた。
彼のこの宣言を聞いて、
株主や業界のアナリストの中には、
鼻で笑うものもいた。
しかし、彼には
「絶対に自分なら出来る」という自信があった。
宣言後、彼はすぐに行動を起こし始めた。
といっても、
商品を新しく開発するとか、
大きな工場を作るというようなことはしていない。
会社の内部に次々と
変革を起こしていった。
すると、、、
たちまち、会社の業績は右肩上がりに
伸び始めた。
もう彼の言葉を鼻で笑うものはいなかった。
誰もが、
彼の一挙一動に目が釘付けになっていた。
そして。
彼の宣言通り、
会社は再び世界一の座を手にした。
有言実行を果たしたのだった。
彼の名前は、ジャック・ウェルチ。
世界最大の総合電気メーカー
ゼネラル・エレクトリックのCEOであり、
後に「20世紀最高の経営者」に
選ばれる男だー。
================
さて、ジャック・ウェルチは
果たして何をしたのでしょうか?
停滞を続けていた会社を
どのように立て直し、再び
世界一の企業へと成長させたのでしょうか?
彼が行なったこと、それは、、、
『会社の目標に”スピード”を導入したこと』
これが、会社をV字回復させた秘密でした。
ほとんどの経営者は普通、
社員により多くの仕事を、
より長く、より早くやらせたいと
思っています。
そしてその全てが
中途半端に終わってしまいます。
しかし、ウェルチはただ
”スピード”を求めました。
生産、顧客対応、営業、会議…
ビジネスのありとあらゆることに
スピードを求めました。
仕事をより早く行なった人には
報酬を与えました。
会社として、
”スピード”を極限まで追い求めることで、
業績を面白いように伸ばしていきました。
圧倒的な”スピード”を
ビジネスに取り入れると、
①労働コスト、エネルギーコストを
削減できます
②効率の悪い仕事が
徹底的に削られます。
③社員の労働意欲が向上され、
さらに生産性が上がります。
「ビジネスの世界では、スピードが命」
という言葉をよく耳にします。
これを徹底的に追求することで、
本当の意味が見えてくるでしょう。
↓
詳しくはこちらを確認する
これは、
『社員を動かす社長のカリスマ仕事術』
の内容の一部です。
この本には他にも、、、
・リーダーシップのよくある落とし穴
・交渉に成功するための10ステップ
・人々に好意を抱かせ、思い通りに動かす
・有能なリーダーだけが知るコミュニケーション
3つの秘訣
などなど。
あなたの「社長力」を高めるための方法を、
ステップバイステップで教えてくれる1冊です。
ぜひ手元に置いて、経営のヒントにしてください。
↓
詳しくはこちらを確認する
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。