あなたは、
この商品を見たことがありますか?
多分、一度は目にしたことが
あるでしょう。
網の部分に電気が通っている、
ハエ叩きです。
なぜ、
この写真をトップに
置いたのかというと、
まずは、
あなたの目を引いて、
このメルマガを読んでもらうため。
もう一つは、
この商品の広告文が
実は消費者心理学を
利用した素晴らしい広告
である事を伝えるためです。
では、早速その広告文を
紹介させていただきます。
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我が社のライバル、
アクメ社のハエ叩きは、
長年にわたってみなさんに
愛されています。
1940年代から50年代に
かけて、鬱陶しいハエを
仕留めるには
これが一番一般的で
効果的な方法だったのです。
しかし、21世紀になって、
ハエ叩きも自動化に成功しました。
そこで、私たちの発明した
ロボスワット社の
レーザーハエ叩きです。
少し触れただけで
ハエがみるみる内に
落ちていきます。
古くて面倒なハエ叩きの
時代は終わったのです。
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この広告に、
どのような心理技術が
使われていると思いますか?
それは、
「競合を褒める」という事です。
この広告では、
本来売りたい
レーザーハエ叩きの
話をする前に
競合であるアクメのハエ叩きを
褒めちぎっています。
少し前であれば、
一番効果的な方法であったと
まで言っているのです。
では、
競合を褒める事に
どのような意味があるのでしょうか?
その事に関して、
『現代広告の心理技術101』
に書かれているので
紹介させていただきます。
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あなたの商品の良さを伝えるときに、
注意するのは、
あなたと競合の両方を比較して
紹介したほうが良いということだ。
一方的にあなたの商品を紹介するのは、
簡単だが、研究によると、
競合を褒めつつ
自分の商品の優れている点を
紹介したほうが、
広告の反応率が上がるのだ。
なぜなら、
相手の優れている部分を
認めながらも、
あなたの商品のほうが
優れている理由を述べる
ということに、
お客は説得されるのだ。
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この研究は、
アメリカの心理学者
M.アレンが行ったもので、
一方的に自分の主張を言うよりも、
二面性のある言葉を使ったほうが、
広告や営業における反応率が
20%アップしたそうです。
あなたも、
チラシを作ったり、、、
Web広告を自分で作ったり、、、
自分のホームページに広告を
載せたり、、、
するときに、一度競合を
褒める形にしてみては
いかがでしょうか?
そうすれば、
広告の反応率が上がり、
今までよりも
大きな成果をあげる事が
できるようになります。
↓
詳細を確認する
広告の目的は人に行動させること
『現代広告の心理技術101』を読めば、
広告をより効果的にするため、
以下のことを学ぶことができます。
1. 人が何を求めているのか。
2. 人は自分の求めているものをどう思っているのか。
3. なぜ人はそういう行動をとるのか。
それがわかれば、次のことが可能になります。
1. 顧客を満足させる方法がさらにわかる。
2. より多くの人にモノを買いたいと思わせることができる。
3. 良質な製品をより多くの人々のもとに届けられる。
4. 人々の生活により多くの満足感をもたらす手助けができる。
著者のドルー・エリック・ホイットマンは、
長年の経験と広告データから
人が広告を見るときにどういう心理が働くか
という広告行動心理を徹底的に研究し、それを
相手の頭の中に入る消費者心理の17原則
買わずにいられなくする41のテクニック
にまとめました。
この本『現代広告の心理技術101』は、
タイトルにある通り
広告の心理学を追求した一冊です。
ドルー・エリック・ホイットマンとは
ドルー(別名ドクター・ダイレクト!) は、セールスの背後にある心理学を教えることを専門とする、広告とセールスの世界的に知られたトレーナーかつコンサルタントである。
彼は小さな小売業から何百万ドルもの取引をする巨大企業のために非常に効果の高い広告を生み出してきた。
その仕事はアメリカにおける最大かつ最も成功している企業や組織の多くに使われている。例を挙げれば、アメリカ自動車協会、広告業協会、アメリカ在郷軍人会、Amoco、ファーバーカステル、テキサコなどなどである。彼は現在もフィラデルフィア最大の広告代理店ウェイトマン・アドバタイジング・グループの直販広告部門で仕事を続けている。
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。