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史上最悪の経営者…?

「中性子爆弾のジャック」

これは、ある人物につけられた
あだ名です。

随分と物騒ですよね(笑)

ご存知かもしれませんが、これは
ゼネラル・エレクトリック(GE)社の
経営者、ジャック・ウェルチにつけられた
あだ名です。

彼がCEOに就任したときに
掲げた戦略は、「選択と集中」でした。

業界で1位や2位の事業だけを
選択して、それ以外の
事業をことごとく撤退。

例えば、
当時は日本の家電が強く、
ウェルチはGE社の家電事業部を
放棄しました。

その結果、
ウェルチが就任当時40万人いた
従業員は、30万人にまで減ったそうです。

GE社が好成績だったのにもかかわらず…

このような大規模な解雇を行ったので、
「建物や設備は残っているけれど、
人は残らない」という皮肉から

ニュートロン・ジャック

つまり中性子爆弾と呼ばれ、
批難が殺到しました。

(中性子爆弾は放射線によって
建物を壊すことなく、生物だけを攻撃します)

一方で、ウェルチの業績は
まさに「偉業」と呼べるものでした。

ウェルチがCEOに就任していた
20年弱で、
GE社の株価は4ドルから133ドルに。

売上高は272億ドルから1732億ドルに伸び、
利益は16億ドルから107億ドルに増加しました。

解雇された10万人以上の
元従業員からは恨まれた一方で、
素晴らしい成果を出したウェルチ…

さて、
ウェルチは経営者として
「正しかった」のでしょうか?

『ダン・S・ケネディの
世界一シビアな
「社長力」養成講座』には
このようにあります。

【従業員に好かれる経営者は
「無能」の代名詞】

“ビジネスオーナーのほとんどは、
従業員に何度もチャンスを与え、

ダメな従業員であっても
寛容に接し、
解雇せずに自分を曲げて耐えている。

経営者のほとんどは
従業員に好かれようとして
頑張っている。

しかし、彼らは
従業員に働いて利益を生み出してもらうために
給料を払っているのだということを
忘れている。

それに、
従業員に好かれる経営者が
会社のためにより高い生産性と
より多くの利益を生み出すということを
証明するものはまったくないのだ。

(中略)

経営面での重要な判断とは、
「あなたはどんな従業員が欲しいか」に
関することだ。

個人のクライアントやグループに
この質問をすると、
返ってくるのはたいてい
耳当たりのいい漠然とした言葉だけ。

「生産性の高い従業員」
「気配りのできる従業員」
「誠実な人間」
「コミュニケーション・スキルの高い社員」

多くのふざけた考え方に反して、
従業員を雇う唯一の理由は、
「利益を生むため」だ。

その従業員を雇えば、とりあえずは
雇わないより多くの利益を得られる。

従業員を雇う唯一の理由は、
「彼を雇うことによって
雇うことによるコストの
何倍かの利益を上げることができる」
ということなのだ”

かなり辛辣で容赦のない
物言いですが、

ダン・ケネディが言うには、
会社において、
従業員は利益を生み出すためだけに
雇われているのであって、

それが達成できないなら、
その従業員を雇わずに
銀行にお金を預けたほうがマシだ
ということです。

ダン・ケネディが
ジャック・ウェルチを
どう評価しているかはわかりませんが、

少なくとも、
利益を生まない従業員を
解雇することは
経営者として当然だ
としています。

あなたはどう思いますか?

もしあなたが、
「従業員に好かれる経営者が
いい会社をつくる」といった
世間の常識に疑問を感じているなら、

キレイゴトしか言わない
経営者の本やインタビュー記事に
辟易しているなら、

『ダン・S・ケネディの
世界一シビアな
「社長力」養成講座』を
手にとってみてください。

マーケティングの世界的権威が教える、
情け容赦のない、屁理屈もない
ただ利益を出すためだけの戦略を
実行することができるでしょう。

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