とある会社で、
ある社員がCEOに話しています。
社員が言いました。
「そのサービスのリリースには
3カ月かかります」と
すると、そのCEOは、
どう返答したと思いますか?
何と、
「一晩でやれ」と
言ったそうです。
これは、Apple社における、
スティーブ・ジョブズと
とある社員の会話です。
スティーブ・ジョブズは
商品を開発する際、何よりも
「スピード」を重視していました。
そして、他にも
スピードを重視している
経営者はたくさんいます。
Googleの創業者、
ラリー・ペイジや
FacebookのCEOの
マーク・ザッカーバーグ
もスピードを重視していました。
では、
ここで、あなたに質問があります。
言ったように、
多くの起業家は、「スピード」を
重視しています。
それはなぜだと思いますか?
少し、考えてみて下さい。
・
・
・
その理由は、、、
売れるかどうかのテストをするためです。
なぜ、テストが必要なのかと言うと、
どんなに時間をかけて企画しても
どんなに商品を改善しても
その商品が売れるという
保証がないからです。
売れないということは、
その企画や商品開発にかけた
お金はすべて無駄になってしまいます。
なので、成功している起業家は、
「スピード」を重視し、
とにかく早く商品を作り、
それを売るのです。
ですが、
普通の人や普通の会社では、
仕事に「スピード」を
持たせるのに大きな障害があります。
そして、その障害は、
皮肉なことに真面目で
働き者な人に顕著に
現れます。
その障害とは、
「完璧主義」です。
『大富豪の起業術』の著者であり、
起業家でもある、
マイケル・マスターソンは
「スピード」と「完璧主義」について
このように言っています。
成功する人は皆、
「良いけれども完璧ではない
商品の前に進む心掛け」を持っていると思う。
間違えても構わない。
もっと言えば、滑稽や愚かに
見られても構わないという
気持ちがなければ行動できないのだ。あなたは、
商品を完璧に
するよりもまずは、
商品を完成させ、
それを世に売るべきなのです。(『大富豪の起業術』より抜粋)
あなたのアイデアを
商品にして、それを売り出すときに、
あなたは、その商品が完璧でないと
いけないと思っていませんか?
ですが、
成功している経営者は
商品の完璧さよりも
その商品をどれだけ早く
世の中に出すかを考えていたのです。
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ビジネス書を読むときのコツ
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