1990年の6月。
ドナルド・トランプと、
彼の側近たちはあることについて
話し合っていました。
そのあることとは、
2000万ドルにものぼる
借金の返済についてです。
彼は、すでに、
所有していた、
豪華ヨット、航空会社、自家用ジェットを
売りに出していたのですが、
それでも、借金は減るどころか増えていました。
当時のフォーブス誌によると、
彼の資産は5億ドルに減っており、
このままだと、4000万ドルもの
資金不足になると報道されていました。
結局、彼は投資の失敗や破綻により、
総額推定9億ドルもの負債を抱え、
「世界一貧乏な男」
というあだ名をつけられたのです。
しかし、彼は、
このような状況であっても、
世間から身を潜めるようなことなく、
催しがあれば、
タキシードに身を包み、
出かけて行きました。
なぜなら、彼は、隠れていても1銭も
入ってこないと知っていたからです。
このドナルド・トランプの行動を、
億万長者メーカーと言われ、
彼と講演会で共演した
経験のある、ダン・ケネディは、
このように言っています。
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彼にとって、隠れていた方が、
気が楽で、恥をかかずに済んだのだろう。
だが、それでは何も生み出さないことを
彼は知っていたのだ。
だから、チャンスのありそうな場所、
すべてに足を運んだ。
そして、彼はチャンスをつかんだのだ。
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この勇気ある行動を、
『億万長者のお金を生み出す26の行動原則』
では、「隠れるな、表にでよ」
と言い表されています。
その、「隠れるな表にでよ」
という行動原則は、このようなものです。
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人目につくことで、
「ここにいますよ!」
「見つけてください!」
というメッセージを
周りに流し続けることだ。
状況がどうであれ、
チャンスが潜んでいそうな場所には
積極的に赴くべきなのである。
そうすることで、
チャンスと富があなたに引き寄せられる
それが、「引き寄せの法則」
である。
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この行動原則を本能的に理解していた、
ドナルド・トランプは、
常に表に出続け、
もう一度不動産投資のチャンスを得ました。
そして、破産騒動から7年経った
1997年には、
4億5千万ドルもの資産を
築きあげ、今では、
アメリカの大統領になっています。
どんなに、あなたが、
厳しく、辛い境遇に立たされていたとしても、
影に隠れることなく、
チャンスのありそうな場所に積極的に
出向いていく。
そうすることで、
富があなたに引き寄せられて
いくのです。
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