「短いコピーを使うのは
それ以外に言うことがないときだけだ。
マクスウェル・サックハイム」(『現代広告の心理技術101』P268 より)
あなたはネットでもリアルでも、
広告で一番大事な部分は何だと思いますか?
それは、ヘッドラインです。
ヘッドラインとは広告の最初の見出しのことです。
世界三大広告人のひとりであった
デビッド・オグリビーは
「ヘッドラインで製品を売ることができなければ、
あなたのお金の90%がムダになる」と、
著書の中で明かしています。
実際、あなたは、
「広告を見ている人のうち60%はヘッドラインしか読んでいない」
ことをご存じでしょうか?
興味のある事柄に「目が留まらない」限り、
人はザッとしか 読まないのです。
つまり、
あなたの広告を目にした人の60%は
最初の数ワー ドしか読まない、ということです。
では、あなたの広告を見込み客に読ますためには、
どうすればいいのか?
解決法は?
見込み客の一番目に留まりやすい場所、
つまりヘッドラインに一番大切なことを1つだけ書く。
たとえば、ウェイターとウェイトレスに
収入の増やし方を教えるワークショップの広告を
書いているとしよう。悪い例 :
「ウェイター、ウェイトレスの皆さんへ。
取引の秘訣を教える新ワーク ショップ!」よい例 :
「ウェイター、ウェイトレスの皆さんへ。
チップを512%増やす方法を教える新ワークショップ!
嘘なら代金はお返しします」有名な賞を受賞したインテリアデザイナーが、
平凡な家を美しいモデルハウスのようにつくり変えるとしたら?悪い例 :
「ルイーズ・テイラーが素晴らしい家をデザインします」素晴らしいだって? こんな言葉では何のイメージも浮かばない。
見込み客の心をつかむことはできない。良い例 :
「○○賞受賞のインテリアデザイナー、ルイーズ・テイラーが、あなたの家
を予想もしなかった価格で豪華なモデルハウスに変身させます」これで、ルイーズが何をしてくれるのか、実際のアイデアがわかる。
彼女を採用する一番の理由を説明している。
それは、家を美しくすること。
デジタルカメラが普及し、カメラ屋にフィルムがあふれてしまったら?悪い例 :
「人生最高の時間をスナップに収めましょう!」よい例 :
「フィルム大セール! 35ミリフィルムがすべて25%オフ 今週限り!」チョコとナッツが詰まった「とびきりおいしい」
新製品のパンを宣伝した いなら?悪い例 :
「当菓子店の最新の逸品を試食してください!」よい例 :
「チョコレート好きのみなさんへ。
3キロのファッジ・デビル・ボルケーノ・ パイに
かぶりつこう。もちろん無料!」(『現代広告の心理技術101』P153より)
実にシンプルと思いませんか?
ヘッドラインで、
対象となる見込み客をすぐ に引きつけなければならなのです。
ヘッドラインを見たときに、
一瞬で彼らがメリット(自分にとっての価値)を
感じることができなければ、
あなたの広告は読まれないし、
もちろんその続きも読んでもらえないのです。
なので、
ニュースレター、ダイレクトメール、ちらしなど、
あなたの広告を一度見直してみてください。
もしあなたのヘッドラインに
お客にとってのメリットが入っていないなら、
ヘッドラインにあなたの商品やサービスの
最大のメリットを入れてみてください。
それだけで彼らをより引きつけることができ、
成約率も上がるということです
P.S.
今日紹介したのは、
人間心理に基づいた
広告でお客を引きつける
101のテク二ックの中のたった1つです。
あなたが、どこで何を売っていようと、
どこに広告を出していようと、
これらのテクニックは効果があります。
しかも、ほとんどお金もかかりません。
そんな99%の人が知らない広告の秘密を
知りたければ、
こちらをご覧ください。
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『現代広告の心理技術101』の詳細はこちら
広告の目的は人に行動させること
『現代広告の心理技術101』を読めば、
広告をより効果的にするため、
以下のことを学ぶことができます。
1. 人が何を求めているのか。
2. 人は自分の求めているものをどう思っているのか。
3. なぜ人はそういう行動をとるのか。
それがわかれば、次のことが可能になります。
1. 顧客を満足させる方法がさらにわかる。
2. より多くの人にモノを買いたいと思わせることができる。
3. 良質な製品をより多くの人々のもとに届けられる。
4. 人々の生活により多くの満足感をもたらす手助けができる。
著者のドルー・エリック・ホイットマンは、
長年の経験と広告データから
人が広告を見るときにどういう心理が働くか
という広告行動心理を徹底的に研究し、それを
相手の頭の中に入る消費者心理の17原則
買わずにいられなくする41のテクニック
にまとめました。
この本『現代広告の心理技術101』は、
タイトルにある通り
広告の心理学を追求した一冊です。