Aプレーヤーは仕事ができる。
そのため彼らが辞めるとなると、
彼らの上司は落胆を隠せないものだ。BまたはCのプレーヤーは
それほど仕事ができない。そして自然に職場から追いやられるか、
上司の力により強引に追い出されるかの
どちらかの結末を見る。候補者からの曖昧な返答は受け付けないように。
例えば、
「あの上司と私はどうもしっくりこなくて」
などという答えは、正式な答えになっていない。そんなときは、好奇心を持とう。
なぜ彼らがその仕事を辞めたのか、
はっきりと理由がわかるまで粘るのだ。(『「右腕採用力」養成講座』より)
採用する人が優秀かどうかは
その人が前職を辞めた理由から
ある程度探ることができます。
辞めた理由がネガティブな場合は
Aプレイヤーではない可能性が高いのです。
ただ、大抵の場合は辞めた理由を聞いても
ぼやかした回答をするケースが多いので
なぜ、辞めたのですか?
なぜ、上司と合わないと思ったのですか?
なぜ、仕事が向いてないと思ったのですか?
といった感じで質問を深堀りして、
辞めるに至った細かい経緯を
聞いていくといいでしょう。
というわけで、面接のときには
必ず辞めた理由をしっかりと
聞いたほうがいいかもしれませんね。
『「右腕採用力」養成講座』の目次
はじめに 最重要の決断
第1章 最大の問題
第2章 スコアカード
第3章 人材の調達
第4章 選び出す
第5章 あらゆる意味で、人は変わらない
第6章 成功の要因
付章 紳士録
ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。