ほとんどの人は、市場は大きければ大きいほど
いいと思っています。
でもそれは正しいのでしょうか?。
市場にはスイートスポットが存在すること、
そのスイートスポットとは
大きすぎず、かといって小さすぎない
市場規模のことだということが、
長年の試行錯誤で分かりました。
では、あなたの市場のアイデアが、スイート
スポットの範囲内にあるかどうか、
どうすればわかるのでしょうか?
そのヒントが
書籍『新しいビジネスで勝つための最強の選択術』
にありました。
長い年月をかけた数々の試行錯誤ののち、市場にはスイートスポットが存在すること、そしてスイートスポットとは大きすぎず、かといって小さすぎない市場規模のことだということに気づいた。
ほとんどの人は、市場は大きければ大きいほどいいと思っているだろうが、これからそれが誤りであることを明らかにしていく。
小さなボートは持っていても、大型船を購入できるような資金がないまま大海に漕ぎ出したら、広大な海に浮かぶちっぽけなゴミのように波に呑みこまれてしまうだろう。
反対に淀んだ川にボートを浮かべたら、力の限りパドルで漕いでもなかなか前へ進めないだろう。どちらも厄介な状況だ。
海のような規模の市場は参入するには大きすぎる。淀んだ川のような市場は小さすぎる。
広大な海と淀んだ川の中間の規模の市場を見つけることが肝要だ。あなたの市場はちょうどいい大きさでなければならないのだ。
では、あなたの市場のアイデアが、市場規模のスイートスポットの範囲内にあるかどうか、どうすればわかるだろう?
グーグル社は2006年5月に無料ツール「グーグルトレンド」を公開したが、それ以来10年以上にわたって、その答えはこの地味なサイトのなかに存在してきた。
グーグルトレンドはこの使用目的のためにつくられたものではないが、公開以来データを収集し続け、その副産物としてビジネスオーナーがあらゆるビジネスアイデアの市場規模を正確に把握するのに役立つ画像を提供している。
そして、私は今もう一つ重要なパズルのピースを手にしている。
それは、グーグルトレンドのグラフに示される市場規模のスイートスポットの位置だ。これはグーグルトレンドのグラフのなかの極めて小さな、限られた場所である。私は過去10年間に何十もの市場に参入し、数百人のクライアントと仕事をし、成功したビジネスと成功しなかったビジネスのグラフの位置を分析してきたが、その経験からすると、この位置はあなたのビジネスアイデアが成功する可能性が最も高い範囲を示している。
重要なのは、「教育と専門知識」を販売して6、7桁稼げるビジネスを立ち上げようとしている人にとって、この市場規模のスイートスポットはとてつもなく有効だということだ。
(書籍『新しいビジネスで勝つための最強の選択術』より)
『新しいビジネスで勝つための最強の選択術』は
こんな方におすすめの書籍です。
- 自分でビジネスを始めたい
- 会社を辞めて起業・独立したい
- 自分にぴったりの起業分野を知りたい