「生産性を上げたい」
あなたはそんなことを思ったことはありませんか?
新規集客、商品改善、
商品提供、顧客サポートなど、、、
やるべき仕事が山ほどある社長にとって、
働く時間は同じでも、
たくさんの仕事をこなせるようになり
さらに、
成果や収益を何倍にも増やせたら、、
かなり嬉しいですよね。
では、生産性を上げるためには
一体どうしたらいいのでしょうか?
カリフォルニア大学バークレー校の
睡眠・神経画像研究所長の
マシュー・ウォーカー氏は、
このように言っています。
「私たちはみな、
もっと多くを成し遂げるには
ずっと目を覚ましていなければならない
と考えている。
それは単純に間違っていると思う。
実際には、夜十分な睡眠をとるほうが、
ずっと起きているときより
もっと多くのことを成し遂げられる。」
つまり、
生産性をあげるためには、
夜十分な睡眠をとることが
重要だということです。
睡眠が大事。
これはあなたも
なんとなく頭ではわかっているのではないでしょうか?
でも実際には、
子供のころから、
受験時には寝る時間を削って勉強するなど
忙しい時に犠牲にしてしまいがちなのが、睡眠。
人間、寝ないとどうなるのか?
体調があまり良くなくなるというのは、
皆、なんとなくわかっていることですが、
実際、ロッキングチェアに座った状態で
眠らずにいる長さを競う大会では、
優勝者の最長記録は19日弱だったそうですが、
彼は最後のほうでは言葉が不明瞭になり、
視界がぼやけ、記憶と集中力はひどく低下し、
幻覚と妄想に襲われたそうです。。
こんなふうに、私たち人間が
睡眠をとらないことで失うものは、
かなり大きいんです。
仕事は忙しいですが、
なるべく睡眠はとるようにしたいですね
・・・とは言っても、、、
いざ寝ようと思っても、
仕事のことを考えると眠れなかったり
明日の朝が早い時に限って
緊張して眠れなかったりすることって
よくありますよね。
というわけで、最近
“ぐっすりと早く寝るための簡単な解決策“を
いくつか見つけたので、
それをシェアしたいと思います。
自然に眠りに落ちるための1番の方法は、
電気を消す少なくとも30~60分前から
気持ちを静めるようにすることだ。つまり、
就寝時間が近くなったら
刺激を与えるものはすべて避けるようにする。電子メールも、インターネットも、
ミステリー小説も、急ピッチのおしゃべりも。その代わりに、
リラックスできる活動を取り入れる。牛乳かハーブティーを飲む、
風呂に入るかシャワーを浴びる、
音楽を聴く、あるいは退屈な本を
読むのもいいだろう。眠りにつくにはリラックスしていると
感じることが大切なので、電気を消す前に頭の中の不安を
「いったん脇に置いておく」ことも
役立つかもしれない。これはシンプルなテクニックで、
たとえば、自分が不安に思っていることを
ノートか白い紙に書き出すのでもいい。眠れない原因になっている心配事を
一時的に脇に置いておく方法として、このやり方は私たちのクライアントの多くにも
驚くほどの効果があった。頭の中にあることを書き出すと、
自分の脳にそれを意識から
解き放ってかまわないという許可を
与えることになる。このテクニックは、
真夜中に目が覚めてあれこれ考え始め、
眠りに戻れなくなるようなときにも使える。就寝時間を決めておくことも重要で、
そうしないと、
すぐに以前の習慣に戻ってしまうか、
疲れを感じるまで起きていたりする。いったん電気を消したら、
リラックスするための効果的な方法は、深く呼吸をして段階的に
緊張をほどいていくことだ。体中の筋肉の収縮と弛緩を繰り返す。
爪先から始めて、徐々に上へと移動する。当然ながら、暗くて静かな
環境のほうがよく眠れる。また涼しい部屋のほうが、
体温が下がるので眠りやすい。
眠っている間には体温が下がるものだからだ。部屋を涼しくする効果について
少しでも疑いを持つのなら、暑い夏の夜に眠ろうとするとき
のことを思い出してほしい。(『忙しい社長のための「休む」技術』より)
ポイントをまとめると、
ぐっすりと早く寝るためには、
1.寝る30~60分前から、
刺激を与えるものは避けるようにする
2.就寝時間を決めておく
3.深く呼吸をして段階的に
緊張をほどいていく
4.暗くて静かな環境にする
5.涼しい部屋にする
が重要だということのようです。
『社長のための「休む」技術』では
「休む」だけで、仕事のパフォーマンスを上げる
ちょっとずるい方法が紹介されています。
生産性を上げたいあなたに
きっと役に立つ本だと思います。
チェックしてみてはいかがでしょうか?