パレートの法則ってご存じですか?
80:20の法則として非常に有名なので
ほとんどの方はご存知だと思います。
仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる。
とか
売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客である。
とか
2割の優秀な社員の売上げが全売上げの8割を占める。
とかいった具合の法則です。
それで、成果が出る2割に集中すれば
もっともっと効率化できますよ
という話です。
ところが、この80:20の法則ですが
『お客が喜んで買っていく
80対20のセールスシステム』
によると
さらに大きな秘密が隠されていました。
それは、この成果の出る20%の更に20%
つまり全体の4%に集中すれば
もっともっと効率化できるということです。
そして、この80対20の法則を
セールスに応用して大成功を収めたのが
この本『80対20のセールスシステム』
の著者、ペリー・マーシャルです。
彼はグーグルアドワーズ広告の
プロフェッショナルとして有名ですが、
それ以前は営業マンとして働いていて
対人セールスのプロでした。
そんな彼がセールスのプロセスを
究極に効率化して
無駄のない販売システムを作る方法が
この本に書かれているというわけです。
『80対20のセールスシステム』で
伝えているシステムは単純明快です。
どんなビジネスにも、
「大切なこと」と「あまり大切じゃないこと」がある。
つまり、「大切なこと」だけをやれば良いのです。
その「大切なこと」を見つけるためには、
「優先順位をつける」必要があります。
優先順位をつけるための4つの質問があります。
次の4つの問いの答えが「ノー」のとき、
ついにあなたは”優先事項”に出会う。・このタスクはしなくても暮らせるか?
・このタスクはシステム化できるか?
・このタスクは他人でもできるか?
・これは後に回せるか?(『時間投資思考』より)
とてもシンプルですよね。
言うだけならカンタンそうですが、
多くの人はやりません。
なぜなら、
自分がやったほうが早いからとか、
嫌な人間だと思われたくないとか、
様々な葛藤が生まれ、
結局、全部自分でやろうとしてしまうからです。
部下を信頼し、待つための忍耐力と
行動するためのセルフコントロールが
必要になります。
マネジメントできるのは自分だけ
結局のところ、時間はマネジメントできません。
できるのは「自分自身」だけ。
この事実を受け入れて
自分にできることを考えたとき、
あなたがすべきことは何でしょうか?
結果の80%を生むために
努力の20%をどこにフォーカスしますか?
それを見つけるための鍵が、
『優先順位をつける』です。
ぜひ実践してみてください^^
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ビジネス書を読むときのコツ
ビジネス書を読むとき
最初のページから最終ページまで
全ての内容を読もうとする必要はありません。
本に書いてある内容はあくまで
あなたのビジネスに役立てるための
ツールだからです。
今あなたが困っている課題を解決するアイデアを
探すように読んでみてください。
役に立つアイデアが見つかったら
本を読むのを中断して
すぐにそれを行動に移してみてください。
そうすることで、買った本を
ただの読み物で終わらない
生きた情報にすることができます。
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